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代表ご挨拶

代表取締役 須藤 源右衛門

代表取締役 須藤 源右衛門

日本で初めて「生酒」、「冷やおろし」を出したのは当蔵、逸早く、酒米、高精白にこだわった酒蔵でもあります。当蔵以外で、原料米にこだわっていたのは灘五郷、「村米制度」によるものでした。料理とのマリアージュは1973(昭和48)年から、まだ、ワインとのマリアージュも殆んど無い時代でした。

海外進出も早くから取り組み、海外での評価は当初から高い評価を頂き、シェフ、ソムリエ、ロイヤルファミリーからも高い評価を頂きました。ロバート・パーカーのパーカーズ・ポイントでは91点、International Wine Challenge(IWC)では日本酒部門ができた2007年にはGold, Silver, Commendedを頂き、チェアマンのサム・ハロップからTrophyまで授与されました。

IWCではそれ以来、たくさんの賞を頂きました。海外市場での価格評価は最高価格が通常販売価格で$13,000(当時約143万円)です。商品は1993年のVintage純米大吟醸酒 花薫光 無濾過・生々です。海外は品質そのものに対する絶対的品質評価なので、非常に有り難いことです。

国内に於いても鑑評会では毎年、金賞を頂き、四冠王(全国新酒鑑評会、関東信越国税局鑑評会、茨城県鑑評会、南部杜氏協会鑑評会)を頂くなど、金賞獲得蔵でした。この頃は所謂、大吟醸酒と言われる工業用アルコール添加酒でしたが、アルコール添加を止めてからは残念ながら金賞を取ることはなくなりました。

やはり、日本酒は「米」だけから造ってこそ、本来の日本酒だと考えています。海外にアルコール添加の大吟醸酒を輸出するとリキュール扱いになってしまいます。国によっては蒸留酒と同じ取り扱いになります。柱焼酎と言う酒類の矯正が江戸時代に始まりましたが、これは常にではなく、醸造技術が未熟で腐造になったり、なりそうな場合に使われた手法です。そのあとは物資が困窮した第二次大戦の時に原料米の極端な不足から、その代替として、工業用アルコール添加が認められる様になりました。当社は全量、笠間市産と言う原産地呼称、原料は素晴らしい米と素晴らしい水だけです。

地元で収穫された米と脈々と伝わる伏流水で造る日本酒、これ以上のものがありません。先人たちは立地している地元の米を使って酒造りをしてきました。これには大きな理由が有ったと考えられます。江戸時代になれば米の輸送はお酒の輸送以上に容易であった筈です。それを何故、行わずに地元の米を原料にこだわったのか。今の米作り以上に米を熟知していたものと考えられます。

稲の植生は植物であるが故に、適地適性と言うものがあります。例えば、兵庫県の山田錦を茨城県で栽培すると、温暖化傾向にあるとは言え、一反部(10a=1,000㎡)当たりの収量が兵庫県は概ね10俵であるのに対し、茨城県は5俵と、1/2になってしまいます。くず米も大量にできてしまい、精米しても意味がありません。

適地適性とはよく言ったもので、兵庫県の米を茨城県に持って来て、仕込んでも水、気候環境等、内外の要因から良いお酒にはなりません。原料米のブランド力に頼るのではなく、その地で育てられた様々な地域特性を十分に活用することが肝要と考えます。自然の摂理はあまりにも大き過ぎて、人智を超えた世界、先人たちはそれを熟知していたからこそできた米造り、酒造り、現代の我々はどうも何か勘違いしている様に思えてなりません。

当蔵は地場米100%にこだわっています。地場米で造ってみると、従来見えて来なかったものがよく見える様になり、その成果も歴然としたものが得られています。全量地場の新米の一等米以上の米で醸(かも)しますと、きめ細やかな、よく馴染んだ繊細で複雑な味わいのお酒になります。

社員と共に励む酒造り、造れば造るほど、自然と言う掌(たなごころ)の中で、造らせて頂いていることを実感します。いつも自然の尊厳の大きさ、深さ、懐(ふところ)に感謝しながら、酒造りを行っています。

その自然を守るのは代々の当主の役目、自然環境を守るために、様々なことを行って参りました。「木を切るな」もその一つです。樹齢500年の木は、今、植えても、後、500年経たないと、樹齢500年の木になりません。「木」は我々に必要な酸素を出してくれることは勿論ですが、近隣に木陰を作り、酒蔵を強い夏の暑さから守ってくれます。ひとしきり言われた森林浴(ヒトンチッド)は人間の精神面に多大な貢献をしています。それは人や動物を含んだ一つの生態系を作り出しています。山と川、海の関連性は古(いにしえ)からの人間の叡智、より良き伏流水をたくさん集めてくれます。年配の井戸の専門家は「これほどきれいな水は初めて見た」と必ず仰います。

山林から湧き出た清水はやがて、大きな川になります。先祖が守り伝えてくれた、様々な酒造りの文化、技術、伝統、家訓も、水も大きな川の流れとなって次世代へと伝承されるべき、何ものにも代え難い貴重な財産です。

いつも100年先を見ながら、普遍的本質的価値のある、おいしさを体感頂ける商品、さまざまな構造的、環境的変化が訪れようとも、変わることのない、永続性のある価値を次世代に伝えて行かなければなりません。近年、CSRやマーケティングと言う言葉が使われる様になって久しくなりますが、日本の旧家では古くから伝わっていることです。それぞれの「家々」、「家族」の中に倫理観、観念、仕来り、慣習の決めごとがあり、細かくは所作、作法もその一つです。花の生け方一つをとっても、それぞれの家で教え、伝えるものでした。従って、その家々から作り出される「ものづくり」、それは、それは素晴らしいものでした。それが今や、徐々に我が国から消えようとしています。市場経済故に、様々なものが在って良いわけですが、本来のものづくりだけは様々なあらゆる産業界、分野において、必ず死守しなければならないと考えています。

日本の「ものづくり」の原点は「清酒にある」と言っても過言ではありません。清酒は古来より、古人(いにしえびと)が神様へのお供物として醸(かも)してきました。収穫時期にこだわり、仕込み方法にこだわり、お供えし、下げて、直会として、頂きました。ここに酒造りの原点としての基準があります。

酒造りは楽しい事ばかり、美味しさの追求なので、夢がいつも広がってしまいます。酒造りの歴史の伝承と技術の絶えざる融合を図り、酒にまつわる文化と共に、みなさまに本当に喜んで頂ける商品を社員一同一丸となって果敢に挑戦し、より良き酒を醸(かも)します。

何卒、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

基本情報

社名 須藤本家株式会社
代表者 須藤 源右衛門
住所 〒309-1701 茨城県笠間市小原2125
連絡先 TEL. 0296-77-0152
FAX. 0296-77-4628
営業 9:00~17:00まで/祝日・日曜日・年末年始を除く(土曜日は不定休)
資本金 1,000万円
2017/04/01

アクセス

須藤本家株式会社 外観
所在地
〒309-1701 茨城県笠間市小原2125
駐車場
乗用車25台駐車可能(平成29年5月中旬より大型バス駐車可能予定)
営業
9:00~17:00まで/祝日・日曜日・年末年始を除く(土曜日は不定休)
アクセス経路
JR友部駅よりタクシーで15分/徒歩で30分
常磐自動車道水戸I.C.より15分

城跡のため道が分かり辛いかもしれません。何かございましたら、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。
(TEL. 0296-77-0152)

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